血液型で親子関係がわかるの?

2017.07.12

■ 新生児の血液型は安定しない。

新生児の血液型は安定しない。

よくお客様から「両親の血液型に対して子供の血液型が合わない」とのお問い合わせを頂きます。それがきっかけで親子鑑定をご依頼されるお客様も多くいらっしゃいます。
そもそも血液型は赤血球の抗体の型を調べることで決まりますが、一歳未満の乳児の場合、成人に比べてその抗体の数が1/3程度しかありません。一歳未満の幼児は血液型の正しい判定が難しい為、生まれてすぐの血液型の検査をしない方が多いのです。長らく△型だと思っていたら、その後大人になってから、健康診断などで「実は別の血液型だった」ということも珍しくありません。

■ 血液型が知りたいだけですか?

新生児の血液型は安定しない。

赤血球の抗体が十分な量になるのは4才以降と言われていますので、 赤ちゃんがもう少し成長してから血液検査をすれば正しい血液型がわかります。本当に知りたいのは血液型ではなく、親子関係の有無を確認したいのではないでしょうか。

当然ですが、例え、A型のお父様とA型のお子様だから血縁関係有とは言えません。世の中A型の男性は数え切れないほど多いです。また、突然変異によりA型のお父様とO型のお母様からAB型の子供が生まれた報告もあります。電話一本で血縁関係を簡単に調べられるのに、一生悩みつづけるだけで大きなトラブルになる事も多くありました。DNA鑑定がなかった時代には、他に血縁関係を調べられる方法がなかったので、どこの国でも同じような事件が起きていました。

4歳以降に血液型を正しく判定できたからといって、血縁関係の判定ができたと安心できるでしょうか。
答えはNOです。両親の血液型とお子様の血液型の組み合わせであり得な血液タイプであっても、突然変異による場合もあるので血液型だけで親子関係は明らかにはなりません。

■ 少しでも不安が残るのであれば、DNA鑑定

新生児の血液型は安定しない。

20年前のDNA鑑定に比べ、現在行なわれているDNA鑑定は1億倍以上精度が上がっているため、基本の検体である口内上皮の他にも歯ブラシや髪の毛、タバコの吸殻を用いて最も正確に血縁関係を調べることができるようになりました。
「口内上皮」とは頬の粘膜のことで、DNA検査専用の医療用綿棒で口の中を軽く擦るだけで採取できます。生まれたばかりの赤ちゃんでも痛みはありません。最近のDNA鑑定では、頬の内側を擦った綿棒一本のDNAで100回ほど検査ができます。

DNA鑑定による血縁関係の判定が覆ることは、現実的に不可能とされる精度の検査なので、不安な場合は一度DNA鑑定会社に相談することをおすすめします。
2~3万円ほどの検査費用で、最短3日で一生の悩みをスッキリさせることができます。親子(父子/母子)関係だけではなく、叔父/叔母/祖父母/孫/従兄弟など様々な血縁関係を調べることができます。フリーダイヤル(0120-919-097)までお気軽にご相談ください。

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