DNA鑑定/検体採取方法リーフレット掲載致しました

2018.03.29

DNA鑑定/検体採取方法リーフレット

DNA鑑定/検体採取方法リーフレット掲載致しました。プリントアウト等にてご活用ください。

PDFファイルは こちら からダウンロードできます。

DNA鑑定/検体採取方法(表)

DNA鑑定/検体採取方法(中)

 

【口内上皮】 の採取方法

母乳を飲んだ赤ちゃんの場合は、食前または食後2時間以上経ってから採取を行ってください。頬の内側を万遍なく5回以上擦ってください。
(綿棒全体に口内上皮細胞が付着するように、綿棒をグルグル回転させながら軽く擦ります。)

Step 1

滅菌済みの綿棒

滅菌済みの綿棒を2本同時に取り出す。

 

Step 2

口内上皮細胞の採取

図のように口内上皮細胞を採取します。
採取の際には綿棒をグルグル回しながら擦る。

Step 3

綿棒の返送

綿棒の先端が他に触れないように注意しながら綿棒を紙袋に戻し、返送用封筒に入れてポストに投函してください。

【注意】 室内で一晩乾燥させるのがベストですが、お急ぎの場合はドライヤーの熱風で5分程度乾かし、水分が残っていないことを確認してからご返送ください。

【毛髪の毛根】 の採取方法

弊社がお送りするDNA鑑定キットに同封されているラテックス手袋を着用し、毛髪の採取を行います。
毛根が付いている毛髪、または体毛が検体として利用できます。
(自然に抜けた毛髪、または毛根が付いていないと鑑定に利用することができません)

利用できる髪の毛

毛根が付いているのでOK

毛根が付いているので可

利用できない髪の毛

毛根が付いていないので不可

毛根が付いていないので不可

毛根が付いている毛髪、または体毛を3本以上、下記のステッカーに挟み、付属の透明ジッパー袋に入れてください。
髪が長く、袋に入りづらい場合は、毛根の付いていない部位をはさみでカットし、袋に入れてください。

毛根が付いていないので不可

■ 正しい検体の採取方法及び注意事項

◆ 乾燥状態で郵送ができない液体/生の組織のような検体は冷凍便(検体採取後2日以内でご返送頂ける場合はチルド便でも可)でご返送ください

検体はしっかりと乾燥させてください。

DNA鑑定で最も多く使われている検体は口内上皮です。
口内上皮を擦った綿棒一本には、100回ほど検査が行なえるくらい良質なDNAが含まれています。
しかし、水分により元々口腔内にいた微生物が繁殖すると、わずか1日でDNAが分解されてしまい、検査ができなくなってしまいます。
乾燥させることができない検体を使う場合は、郵送期間中に微生物が繁殖しないように冷凍便(2日以内であればチルド便でもOK)にてご返送いただく必要があります。

◆ 検体を乾燥させる理由

弊社のDNA鑑定キットに付属する綿棒は、滅菌済みの医療用綿棒ですので口に入れても安全です。(生まれたばかりの赤ちゃんでも簡単に採取できます)
しかし、人間の口腔内にはトイレの便器に溜まっている水より100倍以上も多くの微生物がいると云われています。
綿棒には口内上皮と一緒に微生物が付着するので、水分が少しでも残っていると、すぐに微生物が増殖してしまいます。
綿棒に付いている唾液を栄養として増殖した微生物は、ヒトの細胞やDNAを1日で分解してしまいます。
気温が上昇すると、綿棒だけではなく、乾燥されずに送られてきた血痕や精液、唾液などでも結果が得られないリスクが上がります。

◆ 対処法

頬の内側を擦った綿棒を、室内で一晩乾燥させます。
または、ドライヤーで軽く熱風を当てて乾燥させてから返送用封筒に入れてポストに投函してください。
切手などを貼る必要はございません。
採取した検体を長期(頬の内側を擦った綿棒の場合は2週間以上、精液など液体の検体は2日以上)保管する場合は-20℃以下での保管が必要です。
家庭用の冷凍庫でも数ヶ月ほどであれば保管することができます。
とはいえ、検体採取後すぐに返送していただくのがベストです。

◆ その他の注意事項

・検体1の毛根の付いている部位と、検体2の綿棒の部分には、手や他の物が触れないようご注意ください。
・被検者様のIDがキットに記載されているので、必ず一人の検体採取が終わってから、次の被検者様の検体を採取してください。
・他人の検体(細胞)や雑菌が混入してしまうと正しい結果が得られません。

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